19日にコッパ・イタリアのラウンド16でスペツィアと戦ったASローマが、信じられないようなミスを犯していたようだ。
ローマは開始直後にペナルティキックを決められて失点すると、15分にもリッカルド・サポナーラに追加点を許してしまう。
前半のうちにロレンツォ・ペッレグリーニのPKで1点を返すと、さらに73分にはヘンリフ・ムヒタリャンが同点ゴールを奪取。なんとか延長に持ち込んだが、問題はその残り30分で起こった。
延長開始直後にジャンルカ・マンチーニとパウ・ロペスが立て続けに退場してしまい、ローマは一瞬で9人となってしまう。
監督のパウロ・フォンセカは急いで交代を行い、ペドロ→ロジェール・イバニェス、ブライアン・クリスタンテ→ダニエル・フザトと入れ替えた。
ところが、ローマはもうこの時点で4枚の交代枠を使っていたため、これによってルール上許されている5人を超過し、6人の交代を行ったことになったのだ。
一部の大会では「延長になった場合は交代枠が1枚追加される」というルールも採用されているが、コッパ・イタリアはそれが導入されていないのである。
結局ローマはこのあと2点を奪われて2-4で敗れているが、これはルール違反で0-3の不戦敗扱いになるものだそうだ。
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ローマは今季のセリエA開幕戦トップチームにメンバー登録されていなかったアマドゥ・ディアワラを起用し、0-0で引き分けたのに0-3不戦敗扱いになるという失態を犯していた。