今季バイエルン・ミュンヘンからリヴァプールに加入したスペイン代表MFティアゴ・アルカンタラ。
世界最高クラスのプレーメーカーがプレミアリーグに挑戦するとあって期待を集めたが、怪我に苦しんでいることもあり、力を発揮しきれずにいる。
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『Mirror』によれば、かつてリヴァプールでプレーしたドイツ人MFディートマー・ハマンは以下のように話し、そもそも彼のスタイルは合わないと語ったという。
ディートマー・ハマン
「もちろん彼はあまりプレーしていないので、より良いティアゴを見ることはできるだろうね。今は負傷を抱えている。
ヨーロッパでも最高レベルの選手が英国のサッカーに適応するまでに数週間、数ヶ月かかるところをいくつか見てきた。だからティアゴも良くなっていく」
「リヴァプールはいつもボールを前に早く運んでいくプレーをするチームだと思っている。
相手がそれを防ぐために後ろで構えることがあることは知っているが、よりスローにプレーするという選択はリヴァプールを助けることを意味しない。
ティアゴがチームに入った時に起こることは、これまで見てきたようなものだ。彼は常にボールを欲しがる選手であり、それが試合中に120回もタッチをする理由だ。
彼がボールを欲しがった時、ディフェンダーは彼に預ける。なぜなら彼は素晴らしいプレーメーカーだとわかっているからだ。
ただ、彼らがティアゴにボールを与えることによってかかる時間は、サラーやマネにすぐボールを渡すタイミングを失う時間でもあると思う。
リヴァプールは、ボールがマネかサラーに素早く到達したとき、いつも最大の破壊力を持っていた。スピードを上げてディフェンダーと走り合うとき、彼らはほとんど止められない。
チームのダイナミクスが変わってしまう。ティアゴとともにチームのダイナミクスが良くなるかどうかはわからない。
ティアゴは素晴らしい選手だ。それは間違いないが、リヴァプールに必要な選手であるかどうかはわからない」