サントスとのブラジル勢対決を制して、コパ・リベルタドーレスで優勝を飾ったパウメイラス。

チームを率いているのは、42歳のポルトガル人監督アベウ・フェレイラだ。

ギリシャのPAOKでも監督を務めた同氏は、2020年にヨーロッパを離れて、ブラジルへとやってきた。

『A Bola』によれば、優勝後の記者会見で感極まるシーンがあったそう。

アベウ・フェレイラ(パウメイラス監督)

「誰もサッカーをひとりで勝つことはできない。誰もひとりでは勝てない。

私はこのプロジェクト、このチャレンジのために来てくれと頼まれた。

いいとこどりはできないものさ。

今の私は監督としては随分よくなったが、父、夫、兄弟としては悪くなった。家族を置いてきたからね。その全てを失った。

娘たちと一緒にいれず…ベッドで泣いているよ。

試合後には少しではなく大泣きした。私がホームシックでどれほど泣いたか知らないだろう。

娘と妻を愛しているが、それでも私は大西洋を渡ってきたんだ」

【動画】これは貰い泣きする…アベウ・フェレイラ監督、ピッチ上での号泣シーン

また、フェレイラ監督はこれまで指揮したスポルティングBやブラガ、PAOKにも言及。パウメイラス行きを許してくれたPAOKのオーナーについても触れなくてはいけないと述べていたそう。

ただ、新型コロナウイルス対策措置に加え、パウメイラスがFIFAクラブワールドカップに参加するため、フェレイラ監督は今後も家族とは当分会えないようだ。

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