サントスとのブラジル勢対決を制して、コパ・リベルタドーレスで優勝を飾ったパウメイラス。
チームを率いているのは、42歳のポルトガル人監督アベウ・フェレイラだ。
ギリシャのPAOKでも監督を務めた同氏は、2020年にヨーロッパを離れて、ブラジルへとやってきた。
『A Bola』によれば、優勝後の記者会見で感極まるシーンがあったそう。
アベウ・フェレイラ(パウメイラス監督)
「誰もサッカーをひとりで勝つことはできない。誰もひとりでは勝てない。
私はこのプロジェクト、このチャレンジのために来てくれと頼まれた。
いいとこどりはできないものさ。
今の私は監督としては随分よくなったが、父、夫、兄弟としては悪くなった。家族を置いてきたからね。その全てを失った。
娘たちと一緒にいれず…ベッドで泣いているよ。
試合後には少しではなく大泣きした。私がホームシックでどれほど泣いたか知らないだろう。
娘と妻を愛しているが、それでも私は大西洋を渡ってきたんだ」
Um estilo de vida! Uma paixão incomparável! ISSO É PALMEIRAS, PROFESSOR! 💚#AméricaVerde #AlmaECoraçãopic.twitter.com/BffHZAAXrG
— SE Palmeiras (@Palmeiras) January 30, 2021
【動画】これは貰い泣きする…アベウ・フェレイラ監督、ピッチ上での号泣シーン
また、フェレイラ監督はこれまで指揮したスポルティングBやブラガ、PAOKにも言及。パウメイラス行きを許してくれたPAOKのオーナーについても触れなくてはいけないと述べていたそう。
ただ、新型コロナウイルス対策措置に加え、パウメイラスがFIFAクラブワールドカップに参加するため、フェレイラ監督は今後も家族とは当分会えないようだ。