先日、チェルシーはフランク・ランパード前監督を解任し、トーマス・トゥヘル氏を新指揮官としてチームに引き入れた。監督交代の前には各メディアでランパード氏の解任論が舞い踊っており、チェルシーはそのとおり指揮官交代に踏み切る形となった。
新体制となったチェルシーは先日バーンリーとの試合で初勝利を飾っており、再スタートに成功している。
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『Talksport』によれば、評論家を務めているギャリー・ネヴィル氏は自身のポッドキャストで以下のように話し、チェルシーでは選手が監督を解任させる試みをしていたことを明らかにしたそう。
ギャリー・ネヴィル
「スタンフォード・ブリッジからそのような噂が出ることは衝撃ではないよ。
チェルシーで落ち着かせるためにランパードはもう少し時間を貰うだろうと思っていたが、あのクラブでは特に驚かされるものではない。
8~9年前のナポリでのことを思い出す。アンドレ・ヴィラス=ボアスがチャンピオンズリーグに向けてのメンバーを選んだ時だ。
その際にランパード、エッシェン、そしてもうひとりビッグプレーヤーがメンバーから外れた。
そして、チェルシーの選手たちはメディアの人物に電話をかけて、アンドレ・ヴィラス=ボアスを解任させようと試みたことを覚えている。そしてランパードはそのグループの一員だった。
何年もの間、チェルシーは監督にとって本当に残忍なクラブだったし、ランパードは先週それに苦しめられた。
しかし、彼はアンドレ・ヴィラス=ボアスやスコラーリらが解任されたときにそこにいたので、誰よりも驚いていないはずだ」