浮き沈みの激しいシーズンを送っているレアル・マドリー。最近存在感を高めているのが、ヴィニシウス・ジュニオールだ。
ただ、『AS』によれば、ジネディーヌ・ジダン監督とヴィニシウスとの関係は昨季のある事件によって大幅に悪化していたという。
それは、昨季の大一番だったUEFAチャンピオンズリーグでのマンチェスター・シティ戦2ndレグで起きた。
エデン・アザールの低調もあり、ヴィニシウスは先発起用を期待。だが、ホテルでベンチスタートになったことを知り、ひどくショックを受けたという。
試合直前になるとレアルの控え選手2人が行方不明に。ジダン監督がロッカールームに行くと、控えになったヴィニシウスとマルセロがスマホをいじっていたとか。
ジダンは何も言わなかったものの、気分を害したという。事実、2人は後半になってもウォーミングアップすら許されず、誰から見てもそれは懲罰だった。
その後、ヴィニシウスはジダンへ直接電話することを決意。すでにオフに入っていたものの、スマホ事件による懲罰だったのかを指揮官に尋ねたそう。そのうえで、二度とこのような振る舞いはしないし、全力で取り込むことを誓ったという。
ジダンはその勇気に感謝しつつ、いい練習を続ければ他の選手と同じようにチャンスがあると保証したとのこと。
⚡️ Vinícius Júnior ⚡️
🇧🇷 Happy 19th birthday, @viniciusjr!#UCL | @realmadriden pic.twitter.com/LNte7ZB0BV
— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) July 12, 2019
スマホで懲罰を食らったヴィニシウスだが、指揮官に直接電話をしたことが信頼を取り戻すきっかけになったそうだ。