今季東京ヴェルディからセレッソ大阪へと久々に復帰を果たした元日本代表FW大久保嘉人。
38歳という年齢になったこともあり、統括部長の梶野智氏から「引退のカードを持っている」と発言される事件もあったものの、J1開幕戦でいきなりゴールを決めることに成功。
更に3月3日に行われた古巣川崎フロンターレとの試合では、キックオフ直後にこの見事なミドルシュートを突き刺した。
右足に乗せるようなキックで放たれたボールは重力に逆らうように伸び、キーパーの上を超えてファーポストへ!
大久保嘉人はさらにこのあと22分にも追加点を奪取し、わずか2試合の出場で3ゴールというハイアベレージを記録。まさに「復活」を印象づける活躍を見せているぞ。
ただ、王者川崎フロンターレもやはりその後地力を見せ、レアンドロ・ダミアンの2ゴールで追いつき、さらに三笘薫の追加点で逆転している。
2-3で試合自体には敗れたセレッソ大阪であるが、監督交代などの影響で「今年は厳しいのでは…」と言われた前評判をはねのけるように攻撃陣が爆発しているぞ。
この試合では川崎フロンターレからセレッソ大阪へ、大久保嘉人のゴール数を記録する「ヨシメーター」が受け継がれるという場面もあったそう。