遂に開幕した2021年シーズンのJ1。
15年ぶりに古巣セレッソ大阪に復帰した38歳大久保嘉人は、柏レイソルとの開幕戦で先制ゴールを決めて、2-0の勝利に貢献した。
その大久保はDAZNで配信されている『やべっちスタジアム』で開幕戦でのゴールを自ら解説。得点に至るまでのプレー意図をこう明かしていた。
大久保嘉人(セレッソ大阪FW)
「(坂元達裕のパスがブロックされた場面で自分の位置が)オフサイドって分かってたんですけど、この動きをすることで、DFは自分のことを意識する。
そこで、ラインを下げれると思ってまず走り出しましたね。
レイソルってラインを結構バッって上げる。どんだけ上げるのかなっていうのを一瞬見て。
(相手が)動く道に自分は入っていきたいなっていうは常々考えているので、それが全部重なりました。
(松田陸がクロスを上げた場面では)オフサイドかもしれないと思いで入っていったんですけど。こういうゴールってほぼオフサイドじゃないんですよね。
その時の閃きっていうのを大事にしてますね。
しっかり当てようと思ったらヘディング空振りして、肩に当たって、いやぁ運がよかったなぁって思いましたね」
柏がDFラインをどれだけ上げるのかを一瞬で見極めていたとか。オフサイドと分かっていても裏に走ることで相手に意識させることも狙っていたようだ。
【動画】大久保嘉人の本人解説でよく分かる!J開幕戦での空振り肩ゴールシーン
また、この日はスタジオに佐藤寿人さんがいたが、大久保は「寿人さんみたいな動きでしたね。俺は寿人さんの(動き方)を見てきたんで嬉しいです」とも語っていた。