プレミアリーグ第28節、ウォルヴァーハンプトン対リヴァプール戦でショッキングなアクシデントが起きた。
味方DFコーナー・コーディの膝を顔面に受けるような形になったウルヴスGKルイ・パトリシオが失神。その場で動けなくなった彼はピッチ上で長時間の治療を受けて負傷退場することに。
今季のウルヴスはFWラウール・ヒメネスもアクシデントにより頭蓋骨骨折の重傷を負っている。それだけにピッチ上には沈痛な空気が流れていた。
ただ、『BBC』によれば、幸いにもパトリシオは意識を取り戻したとのこと。
ヌーノ(ウルヴス監督)
「ルイ・パトリシオは大丈夫だ。彼は意識がある。起きたことも覚えている。
コーディの膝と頭が衝突した。彼は問題ない。すでに話もした。
脳震盪が深刻だった時には常に不安になるものだ。サッカーでは起きうる。彼は大丈夫だ」
ロマン・サイズ(ウルヴスDF)
「ラウールのことがあったからね。でも、幸いにもルイはピッチ上で意識が戻った。
ラウールよりは悪く見えなかったので、(大丈夫だという)確信がある。
でも、チームでああいう怪我がまたあるのはいいことではない。
ドクターと一緒に彼に会った。僕らにとって彼に意識があるのが一番大事だよ」
ユルゲン・クロップ(リヴァプール監督)
「(パトリシオの怪我は)不運だった。第一所見だと深刻ではないので、ほっとしている。
彼の幸運を願っているよ。起きるべきではないことだが、起きうる」
また、昨年までウルヴスに所属していたリヴァプールFWディオゴ・ジョタも「ルイ・パトリシオが無事であることを願っている」とも述べていた。
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試合はそのジョタのゴールにより、0-1でリヴァプールが勝利している。