かつてレアル・マドリーの下部組織でプレーしたことで知られるFWカルロス・アランダが再び逮捕されたとのこと。
カルロス・アランダは1980年生まれの40歳。レアル・マドリーのCチームとBチームで活躍を見せたストライカーだった。
それからヌマンシアやビジャレアル、アルバセテ、ムルシア、サラゴサなど様々なクラブを渡り歩いてプレー。グラナダにはなんと8回加入したという珍しいキャリアを持っている。
2015年に現役を引退してからは表舞台から去っていたが、2019年に大規模な八百長撲滅作戦によって逮捕された。
彼はプロサッカー選手や審判などに試合の結果を固定させるための犯罪組織でリーダー的役割を果たしていたとされ、マネーロンダリングや麻薬密売にも関わっているのではないかと報じられていたが、逮捕から数日で保釈されている。
そして『La Sexta』によれば、今回警察はアンダルシア地方の施設でカルロス・アランダを含めた5名の男性を逮捕したとのこと。
その施設では700本の大麻草、2万ユーロの現金、6台の車両のほか、犯罪に使われていたとされるコンピュータやスマートフォンが押収されているそう。
カルロス・アランダはアンダルシア地方に複数存在する大麻栽培施設を取りまとめる組織のリーダーであると考えられているようだ。
また、他にもマネーロンダリングや公文書偽造、違法に電源を引いて使用していたという盗電の疑いでも告発されているとのこと。
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警察は数ヶ月にわたってカルロス・アランダと仲間の動きをチェックし、逮捕に臨むタイミングを図っていたそう。