天才レフティとして知られたアルバロ・レコバを輩出したウルグアイの名門ダヌビオ。同クラブにすごい神童が現れたと話題になっている。

弱冠16歳のニコラス・シリがボストン・リーベル戦でハットトリックの大暴れを見せたのだ。

前半23分にヘディング、後半19分に左足、後半26分に右足でゴールを決めてパーフェクトハットトリックを達成。怒濤の3ゴールで、1-5の勝利に大貢献した。

左足でのループ気味シュート、そして、ボックス外からぶち込んだ右足の一撃はまさに圧巻。

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ハットトリックを達成した選手は試合後に記念としてボールを貰うことができる。だが、試合後にシリが試合球を貰おうとしたところ、ホームチームであるボストン・リーベルが拒否する場面も。

結局、相手チームのコーチのおかげで最終的には手に入れることができたそう(現地記者によれば、用具係が譲渡を拒んだ理由は試合球が高価なためだそう。結局、ダヌビオ側が自分たちのボールとの交換することで記念のボールを手にしたとか)。

『FútbolUy』によれば、2004年生まれのシリは高校を休んでこの試合に出場していたとのこと。

ニコラス・シリ(ダヌビオFW)

「試合があるので行けなかった。英語と哲学の授業があったんだ。

まずは高校を卒業することさ。その後にヨーロッパに移籍できればいいね。

とても嬉しいよ。チームメイト全員がボールにサインしてくれた。歴史の残る瞬間さ。

考えたことすらなかった夢だよ」

キリアン・エムバペが好き(身長は同じ178cm)だというシリは、昨年トップデビューし、ここ2試合で4ゴールと爆発。ちなみに、レコバは17歳でデビューすると14試合で6ゴールを決めたそう。

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