マルセイユの新指揮官に招聘されたホルヘ・サンパオリ監督は3バックを採用している。
リーグアン第30節でも3-5-2システムを敷き、長友佑都は左ウィングバックとして先発した。
その長友は前半15分で負傷交代を余儀なくされ、指揮官はその代わりに酒井宏樹を投入。ただ、マルセイユは3-0で試合に敗れた。
『lefigaro』によれば、試合後のサンパオリ監督はこう述べていたという。
ホルヘ・サンパオリ(マルセイユ監督)
「左サイドで先発した長友はほぼ得点しかけていた。彼が怪我をした時、(左サイドの)適正がない酒井を入れた。
ジョルダン・アマヴィやヴァランタン・ロンジェもおらず、左適正の選手はもはやいなかった。
だが、システムを変えたくなかった。
前半は就任以降で最高だった。だが、残念ながら得点できなかった。後半になるとチームはコレクティブなスピリットを失った。
最も大事なのは、後半に失ってしまったコレクティブなスピリットを見つけ出さなければいけないことだ。
負けた理由は、後半にプレーしなかったせいだと思っている。
我々は誰もが思い通りに物事を進めたいと願う実証主義社会に生きている。そうならなければ失敗だ。物事が上手くいかなかった時には不安手さを助長する。
我々はマルセイユの人々を幸せにしなければいけない」
これで連勝がストップしたマルセイユ。現在5位ながら、4位モナコとの勝点差は14ポイントある。