この冬にリヴァプールからサウサンプトンにローン移籍した日本代表FW南野拓実。

加入早々にゴールを決めたが、その後はチームが不調なこともあり、ややトーンダウンしている。

そうしたなか、『Liverpool Echo』は、「リヴァプールは夏の移籍市場の前に南野についての決断を下す」と伝えた。

ユルゲン・クロップ監督はローン移籍は南野にプレータイムを与えるためだと公言しているものの、完全移籍で退団する可能性は残っているという。

一方、セインツのラルフ・ハーゼンフットル監督は南野を評価しつつも、まだ完全には信頼していないとも。ただ、その状況を変えるために残り9試合があるとも伝えている。

『Hampshire Live』のトム・リーチ氏は南野の状況についてこう指摘しているそう。

「本当のチャレンジだ。

(セインツが好調だった)シーズン序盤に彼がいたら興味深いにものになっていただろう。

残りシーズンも興味深いよ、テオ・ウォルコットが怪我から戻って来るからね。

ウォルコットが右で、南野が左になるだろう。

ただ、サウサンプトンの前線4人はとてもフレキシブルで、彼らがどうフィットするのかは楽しみだ。

南野が彼のポジションをめぐって競争になるのも興味深い。

ハーゼンフットルはスチュアート・アームストロングを大いに気に入っているが、レドモンドやジェネポ、ウォルコットもいるし、若いネイサン・テラもブレイク中だ。

かなりの競争になるだろうし、ポジションをキープするためには彼はパフォーマンスを改善しばければならない」

リヴァプールは買い取りオプションを付随させなかったが、南野を放出する可能性はあるという。

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セインツが完全移籍で獲得するか否かは残り9試合にかかっているという見方のようだ。

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