8日、東京オリンピックへの出場を控えているなでしこジャパンは、ユアテックスタジアム仙台で国際親善試合のパラグアイ戦に臨んだ。

リヨンでプレーする熊谷紗希はクラブ事情で来日できず、ACミランの長谷川唯は9日に合流となっているなでしこジャパン。

オリンピックに向けたメンバー争いも熾烈になるなか、国内で貴重な準備試合を戦うことになった。

やや力の差があるパラグアイが相手ということで、日本は序盤からボールを握って攻撃を仕掛けていく。

そしてキックオフから6分で先制点を奪取。CKからの流れで波状攻撃を行い、杉田のクロスから南萌華がゴールに押し込んだ。

さらに26分には中島依美の縦パスから中央で菅澤優衣香、三浦成美とつながり、最後は岩渕真奈が飛び出してゴール。

そして36分には中島のフリーキックから岩渕がヘディングシュートを放ち、これが相手に当たってオウンゴールとなった。

前半を3-0というスコアで折り返した日本は、後半も同じようにペースを握って仕掛けていく。

52分には中央への縦パスを収めた岩渕が起点となり、三浦が裏に飛び出してつなぎ、フリーの菅澤がシュートを決める。

そして62分にはロングボールがバウンドしたところでパラグアイのGKとDFがコミュニケーションミス。岩渕がそれを狙っており、無人のゴールへと押し込んだ。

さらに後半アディショナルタイム、ペナルティエリアで繰り返しシュートで得点を狙い、最後は籾木結花がゴールに流し込む。これで終わりかと思いきや、終了間際に右サイドからのクロスを田中美南が合わせ、7点目を決めた。

この結果、なでしこジャパンが7-0という夢スコアでパラグアイに勝利を収めた。

【写真】メキシコ女子選手の「30メートル浮遊フリーキック」弾道がありえんレベル

なお、なでしこジャパンはこのあと11日にパナマ代表との試合を戦う予定となっており、そこでは長谷川唯もチームに合流することになる。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい