0-0のスコアレスドローに終わったラ・リーガ第33節ヘタフェ対レアル・マドリー戦。

この試合のレアルは危機的状況にあった。セルヒオ・ラモスは怪我と新型コロナウイルス感染、ラファエル・ヴァランもコロナ感染、ダニ・カルバハルとルーカス・バスケス、フェルラン・メンディは怪我、そして、ナチョとカゼミロは出場停止のため起用できず。

さらに、フェデ・バルベルデはコロナ感染者との濃厚接触によって急遽メンバー外に。そのうえ、カリム・ベンゼマは足首の違和感、トニ・クロースは体調不良により、2人ともベンチスタートになったのだ。

そのため、レアルは急遽ユースから5人の若手を招集してベンチ入りさせた。そんな一戦ではどちらも最後まで得点を奪えず、ヘタフェ久保建英にも出場機会は訪れなかった。

『AS』によれば、ジダン監督は試合後にこう述べていたという。

ジネディーヌ・ジダン(レアル・マドリー監督)

「(クロースがプレーしなかった理由)

彼は不快感を感じていたので、プレーしなかった。

多くの試合があるので、(リスクを冒す)馬鹿なことはできない。マネージメントが必要だ」

「我々はベストを尽くさなければいけない。自分たちのことを見て、他のことは見ない。

とても難しいリーグだ。(試合がある)3日ごとに必ずフィットしていなければいけない。

我々は死ぬ必要がある。自分たちのメンタリティが変わることはない」

2位レアルと首位アトレティコ・マドリーとの勝点差は3ポイントある。それでも、ジダン監督は他チームの結果は気にせず、自分たちのことに集中すると述べていたようだ。

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我々は死ぬ必要があるというのは、死ぬ気で最後まで戦うということだろうか。

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