UEFAヨーロッパリーグの準決勝で対決するアーセナルとビジャレアル。
ビジャレアルを率いるウナイ・エメリ監督にとっては古巣との対戦になる。同氏はUEFAでアーセナルとの対決についてこう語っていた。
ミケル・アルテタ(ビジャレアル監督)
「ミケル(アルテタ監督)は自分のやり方を推し進めているね。
あのプレースタイル、アーセナルが魅力的なサッカーという伝統を取り戻していることは容易に分かるよ。
ジョゼップ・グアルディオラのアシスタントとしての第一歩が、監督という新たな職業に身を置くことへの助けになっている。
そして、アーセナルでチャンスを与えられた。成長するにはいい場所だと思う。チームにいた時間のおかげで彼はアーセナルにとても愛されているからね。
彼はアーセン・ヴェンゲルのもとでプレーしたので、彼から学んだ全てを生かすことができるはずだ。
すばらしい結婚だと思う、アルテタとアーセナル、アーセナルとアルテタ。
好調時のアーセナルはトップレベルのチームだ。今季もそれを目にした。でも、好調時の我々も同じさ。
「自分自身とビジャレアルのために勝ちたい。
(2年前の)チェルシーとのEL決勝ではアーセナルの赤を守っていた。でも、今はビジャレアルの黄色に親近感を抱いている。
私には競争的な本能、クラブへの責任がある。アーセナルにいた時も誇りを持って行ったが、今はビジャレアルでそれをやる。
アーセナルへの個人的感情は隅に置いておかなければいけない。イエローサブマリン(ビジャレアル)が勝つために全力を賭す必要がある」
アルテタ監督のアーセナルを評価しつつ、ビジャレアルのために全力でやると述べていたとか。
なお、エメリ監督はアーセナルでは78試合で43勝15分20敗(勝率55%)、ビジャレアルでは50試合で27勝14分9敗(勝率54%)となっている。