音楽サブスクリプションサービスの『Spotify』を創業した人物ダニエル・エク氏によるアーセナル買収計画。
欧州スーパーリーグ構想によってクラブの経営陣に対しての反感が高まる中、サポーターでもあるエク氏の買収に期待する声は多くなった。
さらにその計画に協力するのがティエリ・アンリ、パトリック・ヴィエラ、そしてデニス・ベルカンプというレジェンドであると伝えられたため、大きな話題を集めた。
そして今回『BBC』が伝えたところによれば、ティエリ・アンリ氏がその買収計画を「本当だ」と認めたとのこと。
ティエリ・アンリ
「彼は失われてしまったアーセナルのDNAを再注入したいのだ。理事会の中には、正しい方向を示すことができるアーセナルの人間がいない。それがダニエルのやりたいことだ。
我々は彼の話を聞いた。『ファンを巻き込んでいきたい』と彼の思いを聞いたあと、我々はサポーターズトラストと実際に話をし、それを伝えた。ファンを船に戻したいと。
ダニエルはすでにいい入札を行うことができるように資金を集めたと言っていた。今、アーセナルはその希望を聞く必要があるだろう。
しかしそれには長い時間がかかるだろう。我々は自分たちがなにをやりたいのか知っているが、何よりもまず買収が可能なのかを確認しなければならないからね」
なお現オーナーのスタン・クロエンケはクラブを売却することを否定しており、ダニエル・エク氏との交渉は行わないと断言している。