今季途中にチェルシーの監督に就任したトーマス・トゥヘル氏は、ランパード体制では絶対的な存在ではなかったエンゴロ・カンテを絶対的な主力に戻して大きな成功を収めている。
カンテは今季43試合の出場でそのうち29回がスタメン、そして3アシストを記録している。さらにそれ以上の貢献が光っている。
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『Besoccer』によれば、レアル・マドリー戦を控えた記者会見でトーマス・トゥヘル監督は以下のように話したという。
トーマス・トゥヘル
「カンテは私から抱きしめられることを受け入れる必要があるよ。これからも何度もやるだろうからね。
彼はとてもいい男だ。そしてとてもシャイだ。静かな人物であり、自分の時間が好きで、騒々しさがない。
いつも笑顔を浮かべていて、みんなと交流しているのをよく見る。しかし彼自身はとても恥ずかしがり屋で丁寧な男だ。
だが私は彼のような選手がいてくれることがとても幸せなんだ。見ていると喜びを感じるよ」
エンゴロ・カンテを起用したチェルシーは、レアル・マドリーとの試合で2-0と見事に勝利を収め、チャンピオンズリーグ決勝へと駒を進めている。