あのフィル・ネヴィルの息子に当たるハーヴェイ・ネヴィルが、18歳にしてアメリカ・メジャーリーグへと移籍したとのこと。
ハーヴェイ・ネヴィルはこれまでマンチェスター・シティ、バレンシア、そしてマンチェスター・ユナイテッドの下部組織でプレーしていた選手。スペインでは「ベッカムのよう」とも称されたセットプレーとクロスを持っていると評価された。
2018年夏には16歳でマンチェスター・ユナイテッドと初のプロ契約を結んでいたものの、それからなかなかトップチームに絡むことができなかった。
ハーヴェイはその環境を経て「トップチームでプレーするチャンスを得たい」と考え、今回18歳でアメリカへと渡ることを決意したようだ。
目的地は父親フィル・ネヴィルが監督として率いているインテル・マイアミ。あのデイヴィッド・ベッカムがオーナーを務めるチームだ。
ハーヴェイは最近インテル・マイアミで練習参加を行っており、今回完全移籍で契約を結ぶことを決めたそうだ。
なお、ビザが取得でき次第ハーヴェイはインテル・マイアミの提携チームであるフォートローダーデールCFに派遣され、USL(実質的に2部に当たる独立リーグ)でプレーすることになるという。
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今年インテル・マイアミはライアン・ショウクロスやキーラン・ギブスを獲得するなどイングランドのコネクションを使って強化を進めている。今のところイースタン・カンファレンスで1勝1分け1敗と苦戦しているが、所属選手の実力については高く評価されている。