17日に行われたリオ・グランデ・ド・スル州選手権の決勝1stレグ、インテルナシオナウ対グレミオの試合後、大きな話題になる出来事があった。
この試合は1-2で敵地に乗り込んだグレミオが勝利を収めており、23日の2ndレグに向けて重要なリードを奪っている。
そして、その決勝点を88分に決めてみせたのがグレミオのリカルジーニョ。彼は新型コロナウイルスによって父親と祖父を失うという経験をしたことで知られる選手だ。
同州のライバルと戦うダービーマッチで勝利に貢献したリカルジーニョは、試合終了後のスタジアムで、なんと「膝歩き」でピッチを横切ったのだ。
NUNCA SERÁ SÓ FUTEBOL! 👏👏 Ricardinho andou ajoelhado no Beira-Rio em homenagem ao pai e avô que faleceram por conta da Covid-19. Impossível não se emocionar... pic.twitter.com/JhM5XRWZsE
— TNT Sports Brasil (@TNTSportsBR) May 16, 2021
【動画】ひとりスタジアムの中でゆっくりと膝歩きを行うリカルジーニョ…。
ピッチの端から端まで歩き、父と祖父への敬意を示したリカルジーニョ。その行動は様々なファンの間で話題になっているようだ。