今月末からスタートするインターナショナルマッチウィーク。Jリーグのスケジュールとも重なっているが、アジアではワールドカップ予選が集中開催されるという重要なものとなる。
その中で難しい状況となっているのが中国代表。グループAでは現在2位となっているが、3位のフィリピンとは勝点で並んでおり、今後の試合で結果を残せなければ二次予選敗退の可能性もある。
『L'Equipe』によれば、それに向けて中国代表はかなり早く合宿を行っているようで、31日のグアム戦への準備を進めているよう。
そして今回彼らに対して行われたのが、上海にある共産党本部の訪問、そして共産党による愛国教育のプログラムであったとのこと。
中国は今年7月に共産党の創立100周年を迎えることもあり、代表チームにもその重要性を伝えることにしたようだ。
「中国の意見では、選手は大会に参加する前に愛国的な教育を受けることによって、使命感、責任感、名誉を強化することが不可欠である。
愛国心が強い教育は、それぞれに前向きなエネルギーを与えることができる」
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中国代表チームは今回のワールドカップ予選で30日にグアム戦、3日にモルディヴ戦、9日にフィリピン戦、15日にシリア戦を行う予定。会場は幸いなことに中国でのセントラル開催となる。