今季のイングランド・プレミアリーグを制覇し、UEFAチャンピオンズリーグでも決勝まで進出したマンチェスター・シティ。
フィル・フォデンが台頭するなど育成の面にも力を入れつつあるが、今季U-23チームで監督を務めたエンツォ・マレスカ氏が退任する可能性が高まったようだ。
今季のU-23プレミアリーグでマンチェスター・シティはグループ1で優勝を果たし、マレスカ氏の指導者としての評価はかなり高まっていた。
ジョゼップ・グアルディオラ氏も元イタリア代表選手の彼を称賛していたが、わずか1年でイタリアに戻ることになるようだ。
マレスカ氏が現在交渉を進めているのが、セリエAから降格してしまったパルマであるそう。
パルマはすでにロベルト・ダヴェルサ監督の退任がほぼ決定しており、その後任としてマレスカ氏の招聘に動いているとのことだ。
ユヴェントスやセビージャなどでプレーした選手として知られるマレスカ氏は、引退後アスコリ、セビージャ、そしてウェストハムでアシスタントコーチを務めており、ミランではユースのマネージャー兼スカウトとしても働いていた。
しかしプロチームの監督としてはまだ一度も経験がないため、今回セリエBで新しい挑戦に向かうことにしたようだ。