イタリア・セリエAのACミランは、「リールからGKミク・メニャンを獲得した」と公式発表した。

契約期間は2026年6月30日までの5年間。移籍金は公表されていないものの、フランス側のメディアではおよそ1500万ユーロ(およそ19.9億円)だと伝えられている。

ミク・メニャンは1995年7月3日生まれの25歳。フランス領ギアナの首都カイエンヌで生まれ、フランス人の父親とハイチ人の母親を持っている。

2009年からパリ・サンジェルマンの下部組織で育成されたものの出場機会が与えられることはなく、20歳でリールへと移籍することになった。

そして後にヴィンセント・エニェアマが守っていた守護神のポジションを奪い、レギュラーに定着。今季はついにリールをリーグアン優勝に導き、21回のクリーンシート達成という輝かしい記録を残した。

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夏に行われるEURO2020のメンバーにも選ばれるなどキャリアの頂点に登っている状況で、イタリア・セリエAでの新たな挑戦を行うという決断をしたようだ。

ミランはGKジャンルイージ・ドンナルンマが今季限りで退団する予定となっており、新しい守護神を探さなければならなくなっていた。

その中で5月の間にフランスから優秀なゴールキーパーを獲得することができたのは、ミランにとって非常に大きな動きになったといえる。

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