6月13日から開幕が予定されているコパ・アメリカ2021が、大きな混乱に見舞われているようだ。

南米サッカー連盟(CONMEBOL)が30日に発表したところによれば、会場として予定されていたアルゼンチンでのプレーが不可能になったとのこと。

もともと大会はアルゼンチンとコロンビアの共同開催であった。しかしコロンビアでは先日全国的に政治的な抗議活動が行われたために開催権を剥奪されている。

そしてアルゼンチンでは先日から再び新型コロナウイルスの感染者が急増しており、20日には再び政府が厳しいロックダウンを行うことを通知した。流行が始まって以来最悪となる状況がしばらく続いていることもあり、世界でも最も人口比の感染者や死者が多いという国となっている。

それを受けてかどうかは不明であるが、南米サッカー連盟はアルゼンチンでの開催を断念することを決定。この結果、開催13日前というタイミングでグループA、グループBの全試合の会場が白紙に戻されている。

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なお、現在のところは他の国からのオファーを受けている状況で、これに関するニュースはまもなく発表される予定だとのこと。

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