1日、レアル・マドリーは「カルロ・アンチェロッティ氏が来季の監督となることが決定した」と公式発表した。

先日ジネディーヌ・ジダン監督が今季限りで退任することが決定していたレアル・マドリー。その後マッシミリアーノ・アッレグリ氏やアントニオ・コンテ氏らが後任の候補だと言われていた。

また、Bチームにあたるレアル・マドリー・カスティージャで指揮を執っているラウール・ゴンサレス氏の内部昇格になるという噂もあり、状況が不透明になっていた。

しかし今回レアル・マドリーは意外にも、エヴァートンを率いていたカルロ・アンチェロッティ監督を引き抜くことを決断。2024年までの3年契約を結んだとのこと。

アンチェロッティ氏とエヴァートンの間にはまだ3年間の契約が残っており、その年俸は1100万ポンド(およそ17.1億円)だったと言われる。

引き抜きにどれだけのコストが掛かったかについては報道でも書かれておらず、今後のレポートが待たれる。

アンチェロッティ氏は2013~2015年にレアル・マドリーを率いた経験を持っており、2014年にはUEFAチャンピオンズリーグを制覇したことも。

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今季はエヴァートンの監督に就任してイングランド・プレミアリーグ10位となかなか芳しくはない結果となっていたが、ハメス・ロドリゲスやアランなど世界的な選手をチームに引き入れるためのカリスマとなっていた。

なお、エヴァートンはアンチェロッティ氏の後任にウェストハムのデイヴィッド・モイーズ氏を引き抜く可能性があるという。

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