東京五輪の開幕を来月に控えているなでしこジャパン。今回のインターナショナルマッチウィークでは2試合のフレンドリーマッチを戦うことになった。
そして10日には広島ビッグアーチでウクライナ代表との対戦を15時15分キックオフで行い、オリンピック中の猛暑への対応という意味でも準備ができる試合になったといえる。
なでしこジャパンは今回の代表で初招集を受けた塩越柚歩を右サイドハーフで起用するという布陣でスタート。
そしてその塩越が前半5分に先制点を奪取する。ロングボールから一度相手に奪われるも、岩渕真奈がすぐさま奪い返してマイナス方向にグラウンダークロスを送る。そこにフリーで入ってきた塩越がダイレクトにシュートへ持ち込み、ネットを揺らした。
塩越選手が代表デビュー戦で初ゴール⚽️👏
🇯🇵#なでしこジャパン 1-0 ウクライナ女子代表🇺🇦
⌚️前半5分
⚽️19 #塩越柚歩
📺地上波・フジテレビ系列で只今放送中(※一部地域除く)
🔗https://t.co/CodPrRo0P8#jfa #daihyo #nadeshiko#ドドドド怒涛の9連戦 pic.twitter.com/b4RgHxzx2m
— JFAなでしこサッカー【🇯🇵】vs🇺🇦6.10@Eスタ/vs🇲🇽6.13@カンセキ (@jfa_nadeshiko) June 10, 2021
【動画】代表デビューの塩越柚歩、いきなりのゴールで存在感を見せた
その後も一方的にボールを支配して攻めるなでしこジャパン。30分には中島依美のクロスから岩渕がボレーシュートを決めて追加点を奪取。
さらに38分には左コーナーキックから宝田沙織が見事なボレーを放ち、元FWらしい得点感覚で3ゴール目をもたらした。
そして41分には左サイドからの岩渕のクロスがファーに届き、それを塩越がシュートに持ち込んで4点目。前半のうちに大きなリードを奪った。
後半にも多くの選手を入れ替えながらペースを掴んだのはなでしこジャパン。58分には長谷川唯のクロスから塩越が落とし、岩渕が5点目をゲットした。
さらに81分には左CKからニアでシュートがブロックされたあと、こぼれ球を途中出場の杉田妃和が左足で叩き込んだ。
88分にはウクライナのDFフィレンコのハンドでペナルティキックを獲得し、それを田中美南が決める。最後には遠藤純のクロスから籾木結花が追加点を奪取し、最終的には8-0というスコアでなでしこジャパンが勝利を収めた。
なお、このあとなでしこジャパンは13日(日)の午後2時からメキシコ代表との親善試合を行う予定となっている。