4月に発表された欧州スーパーリーグ構想は、わずか48時間で12クラブ中9クラブが離脱を発表するという大混乱の幕切れとなった。
サッカーファンや選手、監督らの大反対を受けてミラン、インテル、マンチェスター・ユナイテッド、リヴァプール、アーセナル、チェルシー、マンチェスター・シティ、トッテナム、アトレティコ・マドリーが脱退。残ったのはユヴェントス、レアル・マドリー、バルセロナのみとなった。
そして今回、プレミアリーグがスーパーリーグ参加を表明していた6つのクラブとの話し合いが合意に至り、和解に達したようだ。
『Mirror』の記事によれば、この6クラブは合計で2200万ポンド(およそ34.1億円)を寄付として支払うことに合意したとのこと。
1クラブあたり350万ポンド(およそ5.4億円)の計算となるが、これが6クラブすべて同額なのかどうかは明らかになっていない。このお金は草の根サッカーの支援に使われるという。
なお、ふたたびこの6クラブがスーパーリーグのようなプロジェクトに参加を表明した場合、1クラブあたり2500万ポンド(およそ38.7億円)の罰金と勝点30の剥奪という処分が言い渡される可能性があるそう。