ついに開幕したEURO2020、オーストリアは北マケドニアとの初戦に3-1で勝利した。
途中出場から勝ち越しゴールを決めたのが、オーストリア代表FWミヒャエル・グレゴリッチュ。彼は試合後のインタビューで感情を堪えきれずに涙していた。
『Sky』などによれば、こんな話をしていたそう。
ミヒャエル・グレゴリッチュ(オーストリア代表FW)
「EUROで自分の国のために得点するのはとても素敵なことだ。
僕にはまだ子供はいないけれど、子供を持つのと同じくらい素敵さ。
今日は兄の誕生日でもある。僕は難しいシーズンを過ごした。
これは僕を信じてくれた人のためのものさ。家族、そして、ガールフレンドのためだ。ワールドクラスだった」
彼はアウクスブルクでプレーする27歳の長身アタッカー。ただ、今季はブンデスリーガでわずか1ゴールに終わり、後半戦は出番がほとんどなく干されたような状態だった。
この日は兄の35歳の誕生日でもあったそうで、難しい時期に支えてくれた家族や彼女への思いから感情がこらえきれなかったようだ。
【動画】思わず泣いてしまったグレゴリッチュの英雄ゴールシーン
試合後、オーストリアのフラコ・ヨーダ監督は「(途中投入した)グレゴリッチュとマルコ・アルナウトヴィッチがチームに新たな勢いをもたらしてくれた」と彼を讃えていた。