先日フィオレンティーナとの契約が解除されることになったジェンナーロ・ガットゥーゾ氏。

先月就任が発表されたばかりだったが、補強方針を巡っての対立によってクラブとの関係が悪化し、1試合も指揮することなくわずか23日間での退任であった。

『Daily Mail』の報道によれば、そのガットゥーゾ監督に接触を試みたのがあのトッテナム・ホットスパー。

ローマからの退任が決まっているパウロ・フォンセカ氏との交渉が合意寸前になっていたと伝えられていたが、トッテナムはそれを中止し、ガットゥーゾ氏との対話を始めたとのこと。

しかしながら、トッテナムは簡単な話し合いを行った直後にガットゥーゾ氏を「監督候補から除外する」と決めたそうだ。

トッテナムの新しいディレクターに就任したファビオ・パラティーチ氏は、ユヴェントスで務めていた際にガットゥーゾ氏を監督として雇うことを検討していたという。

木曜日にそのパラティーチ氏とガットゥーゾ氏の間で話し合いが行われていたものの…結局はすぐに交渉が決裂してしまったとのこと。

トッテナムのサポーターの中では、これまでのガットゥーゾの発言やサッカーのスタイルから就任に反対する声も多かった。その影響があったのかもしれない。

トッテナムはこれまでユリアン・ナーゲルスマン、ブレンダン・ロジャーズ、エリック・テン・ハーフ、マウリシオ・ポチェッティーノ、アントニオ・コンテらの招聘に動いてきたが、そのすべてに振られてしまった。

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さらにこれでパウロ・フォンセカ、ジェンナーロ・ガットゥーゾとも合意に至らなかったとのことで、監督選びは再び不透明になったようだ。

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