今夏のEURO2020で優勝候補に挙げられているイングランド代表。クロアチアとの初戦には1-0で勝利したが、スコットランドとの第2戦には0-0で引き分けてしまった。

Optaによれば、イングランドはEUROとW杯で通算17度目となるスコアレスドローとなり、これはどの国よりも多いという。

得点源として期待されるハリー・ケインはまだ得点がなく、この試合でも試合途中で交代になった。ITVによれば、ケインは2試合でシュート3本(枠内シュートなし)、相手ペナルティエリナ内でのボールタッチも6回だそう。

ただ、ジェイミー・キャラガーは「ケインのためのチャンスを作り出さないのは、彼ではなく他の選手のせいだ。この2試合での問題は、ケインがフィットしておらず、シーズン終わりで疲弊しているように見えること。クロアチア戦後にも同じことを指摘したら批判された。だが、今日も同じだった。完全体のケインが待ち遠しい!」とケインを擁護していた。

また、イアン・ライトは「なぜフィル・フォーデンを下げた?彼を交代させるべきではなかった。16ゴール20アシストのジェイドン・サンチョもベンチだ。チャンスを作らなければいけない時に彼は出場すらしていない。ケインのことを話題にできるが、十分にチャンスメイクしたのか?今日は恥ずべきだ」と起用法に疑問を呈している。

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一方のギャレス・サウスゲイト代表監督は「全体のパフォーマンスを見る必要がある。ひとりではなく。スコットランドは非常にうまくケインをマークした。5バックでスペースはなかった。今日の我々は答えを見つけられなかった」とコメント。

また、イングランド代表MFデクラン・ライスは「スコットランドを讃える。彼らは5バックの前に4人を置いて、命がけて走って守った。彼らはワールドクラスのゴールスコアラーであるケインを無効にした」と分析していた。

イングランドは23日にチェコとのグループステージ最終戦を戦う。

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