EURO2020で死のグループに入ったフランス代表だが、第3戦を前に決勝トーナメント進出が決まった。
ただ、1-1の引き分けに終わった第2戦では気になるシーンがあったと現地で伝えられている。
左足でゴールを狙える絶好の位置でのフリーキックをアントワーヌ・グリーズマンではなく、キリアン・エムバペが蹴ったのだ。『RMC Sport』によれば、グリーズマンはキッカーを譲った理由をこう説明したという。
アントワーヌ・グリーズマン(フランス代表FW)
「彼がボールをとったし、シュートしたがっていた。
練習でとてもいいフリーキックを打つのを見ていたからね。
彼は打ち方を知っている。問題はなかった。
残念ながら決まらなかったけれど、彼は決めることができる。練習でやっているんだから、試合で出来ないはずはない」
「フリーキックはキリアンが感じたので打った。
誰が蹴るべきかにこだわるけれど、僕はそれを恐れていない。
蹴りたい選手がいれば蹴ればいい。僕はオープンだ。心配はない」
蹴りたい選手が蹴ればいいというスタンスなので、プレースキッカーについての問題はないと語っていたそう。
ただ、エムバペはまだ直接フリーキックを決めたことが一度もないだけに、海外のファンの間では、それでいいのか…という声もあるとか。