欧州サッカー連盟(UEFA)は24日、「アウェイゴールルールを廃止する」と公式発表した。
⚽ The away goals rule will be removed from all UEFA club competitions from the 2021/22 season.
— UEFA (@UEFA) June 24, 2021
Ties in which the two teams score the same number of goals over the two legs will now have two 15-minute periods of extra time, and, if required, penalty kicks.#UCL #UWCL #UEL #UYL
1965年に導入されたアウェイゴールルール。同点になった場合、敵地で決めたゴールがより大きく計算されるというものだ。
しかし以前からこのルールにはいくつかの批判があった。
一つは2ndレグで延長戦に突入した場合にアウェイのチームが有利になってしまうという点。不公平であるとしてアーセン・ヴェンゲル氏らが問題視していた。
また試合内容についても、ホームの側が失点を避けるために守備的にならざるをえないという部分があり、エンターテインメント性を失わせてしまうという指摘も。
さらにかつてほどホームとアウェイの差がなくなっているという点も踏まえ、時代に合わない規則になっているという評価もあった。
そして今回UEFAは各クラブとの協議の上、アウェイゴールルールの廃止を決めたとのことだ。
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なお、これによって2021-22シーズンからチャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグ、カンファレンスリーグなどUEFAが主催するすべての大会でアウェイゴールルールが撤廃されるとのこと。