EURO2020、優勝候補だったフランスはスイスに敗れて敗退が決まった。

先制された後にGKウーゴ・ロリスのPK阻止で息を吹き返すとあっという間に逆転。だが、終了間際に3-3の同点とされると、PK戦でキリアン・エムバペが失敗して万事休すとなった。

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優勝候補に挙げていた母国の敗退を受けたアーセン・ヴェンゲル氏は『beIN SPORTS』でこう述べていたそう。

アーセン・ヴェンゲル

「(フランスの)チームスピリットに疑いない。あまりにもカウンターに頼りすぎだった。

今大会では通常よりも多くのゴールがプレー構築(流れ)のなかから生まれている。

フランスは今大会でずっとそれがほとんどなかった。スイスはその点で効果的だった」

「グラニット・ジャカは並外れていた。全ての判断がよかった。

PK戦前にチームを結束させたのは彼だった」

今大会のフランスはカウンター頼みだったと指摘。その一方、マンオブザマッチに選ばれる活躍を見せたスイス代表MFジャカについては絶賛していたそう。

ヴェンゲル氏はアーセナル監督時代にジャカの無謀すぎるタックル癖に苦言を呈したことがあるが、この試合では素晴らしかったと褒めちぎっていたようだ。

そのジャカは試合後のインタビューで放送禁止用語を交えつつ、「クソすごいぜ」などと喜びを語っていた。

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