ズル休みでのEURO観戦がTV放送でバレる…37歳女性、会社解雇

EURO初優勝を目指すイングランドはウェンブリーでの決勝でイタリアで激突する。

2-1で勝利したデンマークとの準決勝もウェンブリーで行われたのだが、この試合の観戦が発覚したことで会社から解雇されてしまった女性がいた。

『Daily Mail』によれば、クビになってしまったのは37歳のニーナさん。友人が直前に準決勝のチケットを手に入れたそうで、病気だと会社にウソの報告をして試合を観戦。人手不足な職場であるため、試合観戦のために休みは貰えないだろうと考えたうえでの行動だったそう。

だが、イングランドが同点ゴールを決めた直後、ニーナさんと友人がスタンドで歓喜する姿がテレビカメラを通じて世界中に放送されてしまった。

すると、翌朝に上司からもう来なくていいと電話で解雇を通告されたとのこと。ニーナさんを解雇した会社のディレクターは、解雇以外の選択肢がなかったと説明している。

「イングランドの誰にとってもエキサイティングな時であり、機会があるならば、このような大事なサッカーの試合に参加することを促していた。

今回は残念ながら、当社社員は試合観戦のために病気で休むと嘘をついた。

これは彼女の雇用契約に違反しているため、適切な措置を講じるほかなかった。

当社はビジネスとして正直さと誠実さを重視しており、そのポリシーを騙すいかなる社員も容認することはできない。

国中の多くの企業と同様に我々の社員も、イングランドの勝利（優勝）のお祝いから回復するために月曜の朝はオフになるだろう」

クビという決定は変わりないが、社員たちには決勝翌日の月曜朝は休んでいいと伝えたそう。