先日から問題になっているバルセロナのアントワーヌ・グリーズマンとウスマヌ・デンベレの日本人蔑視発言。

2019年の日本ツアー中に撮影された映像が流出し、2人はそれぞれ謝罪している。

フジテレビ系列の番組『ワイドナショー』でも、この話題をピックアップ。デンベレの発言について意見が分かれており、日本の翻訳会社は「聞き取れない言語を聞いた時に使う表現。言葉の響きの違いに驚いているだけで侮辱しているわけではない」としているなどと紹介。そのうえで、お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さんはこう述べていた。

松本人志

「差別の問題はものすごく複雑でね、『これは差別だ、謝れ、認めろ』ってやるんですけど、認められたら認められたで、『あぁ、差別やったんか…』っていう悲しさがあるじゃない。そうだったんだって。

その時点でよく分からなくなってくるんですよ。

いじめにも似たようなものがあって、あれはいじめだ、でも、いじめてないって言ってくれってどっかで…俺はいじめられていないんだって思いたいって思いとね。

認めて欲しいけど認めて欲しくない、謝って欲しいけど謝って欲しくないみたいな凄く複雑な…。

何が悪いって一番初動が一番悪いと思いますよ、この人たちのね」

出演者の前園真聖さんは、この2人はサッカーをやっている人なら誰でも知っている選手であり、身内のなかの出来事だったとしても、それが外に出てしまうというのは危機管理が薄れていたと指摘。

すると、松本さんは「こんなことを言うと僕が差別していることになるかもわからないですけど、サッカー選手って若干(こういう問題が)多いですね」とコメント。

これに前園さんは「色んな人種がいて…デンベレ選手なんかは特にそういうことを経験してきた選手だと思うんですよ。フランス人でありながら移民なんで。だから、ちょっと残念なニュースではありますね」と答えていた。

【動画】アジア人差別の禁句?グリーズマン、疑惑の問題発言シーン

なお、デンベレ自身はフランスの生まれだが、母親一家がモーリタニアからフランスへの移民。

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