11日に行われたEURO2020のファイナルで、PK戦の末イタリア代表に敗れたイングランド代表。

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重要なペナルティキックを外してしまったマーカス・ラッシュフォードらには人種差別的なツイートが多く寄せられることになり、大きな問題となっている。

しかしその中には意図的なものではないツイートもあったのかもしれない。

『The SUN』によれば、その差別的投稿を行ったとされる少年サッカーのコーチが「Twitterがハッキングされていた」と説明したとのこと。

それは、ラッシュフォードに対して「ラッシュフォードに送られた大英帝国勲章は偽物だ。荷物をまとめて『母国』へ帰れ」というメッセージを送っていた人物。

それは50歳になる指導者のニック・スコットという人物で、ウスターシャーのパウィックという地域に住んでいるという。

彼は取材に対して以下のように話したとのこと。

ニック・スコット

「私はそれを送ったことはない。ハッキングされたのだ。最初にそれを知ったのは今朝目覚めた時だ。朝には弁護士に連絡している。誰がハッキングしたのかはわからない」

ニック・スコットのアカウントは2020年8月にもイングランドの女子代表チームに対して差別的投稿をしており、その際にも「ハッキング被害を受けた」と説明している。

「なりすまし」での投稿が世界的に問題となっており、日本でも他の人物にそっくりのアカウントを作成する事例が相次いでいる。

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