2017年から日本の楽天がメインスポンサーを務めているバルセロナ。

ただ、『diariARA』によれば、バルサは中国を重視しており、政治的な理由で「H&M」とのスポンサー契約を放棄したという。

バルサは新スポンサーとしてスウェーデンの「H&M」と数か月に渡り交渉していた。だが、「H&M」がウイグル族が強制労働させられている疑いのある中国・新疆ウイグル自治区産の綿は使用しないと宣言したことで、かなり進んでいた交渉が停止してしまったという。

その理由は、バルサが巨額な利益をもたらす巨大な市場を持つ中国との対立を望んでいないため。

クラブ関係者によれば、香港にあるバルサのオフィスから主な懸念が示されていたという。アジアの大国である中国との摩擦を避けるためにバルサは「H&M」との契約を諦めたようだ。

これまでは2018年にバルサと契約した「トム・ブラウン」が選手たちが着る移動着などを提供してきたが、3年の契約が今夏で終了。

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「H&M」はそれに代わるスポンサー候補として年間300万ユーロ(3.8億円)のスポンサー料をバルサに提示していたという。

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