絶対的エースとして君臨してきたリオネル・メッシを放出しなければいけなかったバルセロナ。チームの給与総額を減らさなければいけない状況にある。

そうしたなか、バルサMFセルジ・ロベルトは『La Vanguardia』のインタビューでこう述べていた。

セルジ・ロベルト(バルセロナ)

「(メッシの退団をどうやって知った?)

彼が僕らに知らせた。全員が驚いたよ。

僕らがドイツから戻ってきた時、当然彼も一緒に練習すると思っていた。それを彼もクラブも望んでいた。

でも、レオと会長が説明したようにラ・リーガとの問題があった。

本当に驚いたし、彼にもそう伝えた。お互いに寂しくなるねと言い合ったよ。

お別れの後、全員がショック状態だった。いまでもそうだ」

「(給料を下げない選手たちのせいだと言う人もいる。メッシを救うことができたのにと…)

それは完全に間違っている。

昨年、僕らは給与カットを受け入れた。最初から全員がチームを助けることに前向きだし、財政的に安定化させるために協力をしている」

昨年時点で給与カットを受け入れたバルサ選手たち。給与削減を嫌がったことでメッシの退団に繋がったという説をセルジ・ロベルトは完全に否定していたようだ。

実際、ジェラール・ピケが大幅な給与削減に同意したことで、バルサはメンフィス・デパイら新戦力をリーグに登録することができた。さらに、セルヒオ・ブスケツとジョルディ・アルバも給与削減に協力する意向だという。

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なお、メッシ自身も再契約交渉の際に法的上限である給与の5割カットに同意していた。

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