PAOKからMLSへの移籍が噂されている香川真司。

今季からチームを指揮するラズヴァン・ルチェスク監督は、香川よりも新戦力ディエゴ・ビセスワールを重用しつつある。

1-1の引き分けに終わったリエカとのUEFAカンファレンスリーグ予選プレーオフでも香川が投入されたのは後半45分だった。

『metrosport』によれば、ルチェスク監督は起用法についてこう説明したという。

ラズヴァン・ルチェスク(PAOK監督)

「(攻撃にクオリティが欠けていることを憂慮しているか?)

クオリティの問題ではない。欠けているのは選択肢だ。

十分な数の選手がいる場合、誰かがよくなかった時は彼らを交代させる機会がある。

だが、私が言ったように多くの要因がある。準備は理想的なものではなかったし、新たな戦術に適応するのは誰にとっても簡単ではない。

私は16~18人のキープレイヤーが必要だと言ったが、現時点ではまだ準備ができていない選手たちもいる。彼らは先発するコンフィデンスがない。

これだとその場で解決策を見つけなければならない。

ビセスワールは前の試合で素晴らしいゲームをした。彼はやる気があるが、キプロスで厳しいシーズンを過ごした後、スリナム代表としてゴールドカップに出場した。それがなぜなのかは私に聞かないでくれ。

後半に交代させたことで試合の流れがよくなった。

香川も非常にいい準備をしていたが、彼は(ペナルティ?)エリアに近づく大胆さがない。

それに、彼はBox to Boxタイプでもない。だから、0-1で流動的だった試合の早い時間帯に入れるのは少し危険だ」

この試合のPAOKは前半33分に先制され、後半ATに同点に追い付いた。香川をすぐに投入するような試合展開ではなかったということのようだ。

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PAOKは本戦出場をかけて27日に敵地でリエカとの2ndレグを戦う。

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