移籍期限最終日にアントワーヌ・グリーズマンを放出するなど今夏の市場で多くの選手が退団したバルセロナ。リオネル・メッシの10番を引き継ぐのは、アンス・ファティに決まった。
弱冠18歳のファティはバルサのカンテラで育成された生え抜き。『Cuatro』によれば、感極まった父ボリさんはカンプ・ノウの公式ショップで家族のために息子のユニフォームを8着ほど購入したそう。
ボリ・ファティ
「誰も想像できない。クレイジーだ。
我々はとてもひどい時期を経験した。何度も何度も泣いた。アンスもね。
彼はとても強い。(怪我によって)非常につらい9か月を過ごした」
「我々が経験したことは誰にも経験して欲しくない。最悪の敵ではないが。
ただ、人生は続いていく。眠れない夜が何度もあった。我々はバルセロナを感じた。
アンスには勝者のメンタリティがある。きっと最高のアンスが戻ってくるはずさ。
彼はまだ18歳だ。とても嬉しいよ。
アンスがレオの10番を引き継ぐのがどういう意味かは説明しようがない。言葉はいらない。感情を永久保存すべき瞬間だ」
ファティは2008年からメッシが背負ってきた伝統の10番を継承することになった。
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バルサの10番はロナウジーニョ、リケルメ、リヴァウド、リトマネンらも背負った番号だ。