前代未聞のサスペンデッドになったブラジル対アルゼンチンのワールドカップ南米予選。

ANVISA(ブラジルの国家衛生監督庁)はアルゼンチンの4選手が新型コロナウイルス規則に違反したとして試合中に介入したのだ。

【動画】前代未聞の衝撃…ブラジルvsアルゼンチン戦での警察介入シーン

そうしたなか、アルゼンチン代表は当該4選手はボリビア戦には参加せず、所属クラブに戻ることになったと発表した。

アルゼンチンは10日にブエノスアイレスでボリビアと戦うが、リオネル・スカローニ監督との合意したうえで、4人を帰国させることにしたとのこと。

『TyC Sports』によれば、アルゼンチン代表は選手たちが所属チームから制裁を受けることを懸念して離脱させることにしたという(もともと代表行きを許可していなかったトッテナムはクリスティアン・ロメロとジョヴァニ・ロセルソに罰金を科す可能性がある)。

アストン・ヴィラに戻ることになったGKエミリアーノ・マルティネスはこう述べていたとのこと。

エミリアーノ・マルティネス(アルゼンチン代表GK)

「僕ら4人はこのユニフォームへの愛から代表に合流したんだ。

全てのプレミアリーグ選手たちは行きたがらなかったけれど、それでも僕らは来た。

コパ・アメリカで優勝した後、チーム全体が代表に勝利を与えるだけでなく、このグループと一緒にいたいと思うようになった。それは僕らが持っている美しいものだ」

英政府がブラジルをレッドリスト(帰国時に10日間の隔離が必要)に載せているため、プレミアリーグでプレーしているブラジル代表選手たちは今回の代表には合流できなかった。

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