アメリカサッカー連盟が、男子と女子の代表チームに同一賃金の契約を提示したという。

女子のアメリカ代表チームは2019年に「男子と同一の賃金が支払われるべきだ」として訴訟を起こしていた。それは一旦却下され、さらに上訴されている。

そして今回アメリカサッカー連盟は声明を発表し、男子と女子のチームに同一賃金の契約を提示したことを明らかにした。

また、男子の側にはワールドカップで得た賞金を自主的に平準化し、女子へと分配するように求めているとも。

さらに、これらの契約交渉を男子の選手組合と女子の選手組合が個別に行うのではなく、共同で契約を結ぶために交渉して欲しいとも要請したそうだ。

果たしてこれらの提案をアメリカの選手たちは受け入れるのか…。世界がその状況を注視しているはずだ。

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なお『AP』によれば、男子のワールドカップ(2018年)で優勝した際の賞金総額は4億ドル(およそ440.3億円)で、女子ワールドカップ(2019年)は3000万ドル(およそ33億円)であったという。

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