今夏の東京オリンピックでブラジル代表の連覇に貢献したダニ・アウヴェス。

38歳になった彼は給与遅配が続いていたサンパウロを退団して無所属になった。そうしたなか、以下のような声明を発表し、2021年はプレーしないことを明言した。

ダニ・アウヴェス

「今年の残り期間はどのクラブとも契約しないことを選んだ。

子供の頃の夢のためにブラジルに来て、その夢を果たした。

自分の心のクラブでチャンピオンになることはプライスレスさ。

金の問題じゃない。価値観、誠実さ、キャラクター、レガシーの問題だ。

難しい決断だけど、いつもののように俺の人生で簡単なものなどひとつもない。これもその決断のひとつ。

みんなの興味には感謝しているけれど、誰にも干渉されずにこの章を閉じたい。

様々なコメントがあったが、真実はただひとつ。俺は夢のためにここに来たし、それを実現させて去る。

本当にありがとう」

アウヴェスはサンパウロで州選手権を優勝している。

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なお、『Globo』によれば、アトレチコ・パラナエンセ、フラメンゴ、フルミネンセや海外クラブが彼にオファーを送っていたという。なかでもフルミネンセが最も獲得に熱心だったものの、交渉は破談に終わっていたそう。

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