ラ・リーガ第7節のアラベス戦に0-1で敗れたアトレティコ・マドリー。開幕5連敗だった相手に敵地でまさかの黒星を喫した。
シュート数は相手を上回ったものの、枠内シュートはアンヘル・コレアの1本だけ。フル出場したアントワーヌ・グリーズマンはこの日も枠内シュートなし。
グリーズマンは今季のリーグ戦に7試合(バルセロナで3試合)出場しているが、いまだにゴールはおろか枠内シュートすら1本もない。
『Marca』によれば、かつてアトレティコでプレーしたミリンコ・パンティッチは「グリーズマンの状況は心配だ。彼はどこにも現われないからね。キープレイヤーなので、姿を見せなければいけない。(チームも)今日は全てがダメだった。チョロ(シメオネ監督)もそれは分かっている。コレアがボールを持った時だけだった。彼の天才性だけではやっていけない」と憂慮していたそう。
ディエゴ・シメオネ監督もチームが難しい時期にあることを認めており、打開策を見出す必要性を口にしている。
ディエゴ・シメオネ(アトレティコ・マドリー監督)
「アラベスが守備的にプレーした試合はとてもよかった。我々のそのやり方で多くの試合に勝った。
守備に徹した場合、ラインを打ち破るのは簡単ではない。エスパニョール戦の前半もポルト戦もそうだった。
ラインをどうやって突破するのかをチームに伝えるアイデアを欠いていた。アンヘルがいた後半は少しできていた」
「より攻撃するために模索している。昨季のようなプレーはしていないし、変化する必要がある。
アラベス、エスパニョール、ポルト…同じやり方で我々を待ち構えていた。
スタッフとともに打破するやり方を見つけ出さなければいけない」