世界90か国以上の政治家、億万長者、芸術家らの租税逃れを暴いた「パンドラ文書」。
国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)が主導した世界的な調査は大きな話題になっている。
『EL PAÍS』によれば、サッカー関係者の名前も同文書に記載されているという。
そのひとりがジョゼップ・グアルディオラ監督。パンドラ文書の調査の中心となっているオフショアサービスプロバイダーの一つであるAlcogal社の文書に同氏の名前も出てくるという。
ペップはカタールでプレーしていた現役時代に課税されないアンドラの口座に給与を預けており、それをスペイン税務局に申告していなかったそう(その後、ペップ側は租税特赦を起用し、財政状況を正常なものにしている)。
また、レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督と税務署との間で問題になっている企業も今回明らかになった29,700のオフショア企業のなかに含まれているという。
さらに、バルセロナDFジェラール・ピケの妻であるコロンビア人歌手シャキーラもスペイン税務局が何年も追跡しているオフショアサービスプロバイダーを利用していたそう。
また、『laSexta』によれば、PSGに所属するアンヘル・ディマリアの名前もパンドラ文書に記載されているとのこと。
彼はレアル・マドリー加入前の2009年から肖像権を管理するためにタックスヘイブンを利用していた。
🥳 Ángel Di María...
— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) February 14, 2019
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本人は会計士からの“勧告”がスペイン当局から問題視されるものだとは知らなかったと説明しており、すでに200万ユーロ(2.5億円)の罰金を支払っている。