今季、80億円の移籍金でアーセナルに引き抜かれたDFベン・ホワイト。

16歳の時にサウサンプトンをクビになるも、熱意ある母の支えもあり、イングランド代表にまで成り上がった選手だ。

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彼は幼い頃は生命に関わる病を患っており、8歳になるまで抗生物質の服用を受け続けていたそう。母キャロルさんは『The Athletic』のインタビューでこんな話を明かしていたという。

キャロル・ホワイト(ベンの母)

「息子の免疫システムは機能していませんでした。誰かがくしゃみをしたら、肺炎になってしまう。

虫垂炎になって、しばらく治らなかったこともあります。

6~7種類の違う感染症にかかっていました。幼い頃から何カ月も入院していたんです。

1歳半から8歳までは、抗生物質を1日に2回服用していました。

重度のアレルギーも持っていて、エピペン(アドレナリン自己注射薬)を常に持ち歩いていました。それが命を救う唯一の方法でした。

親としては、息子を閉じ込めておくか、クオリティオブライフのためにやりたいことをやらせるかのどちらかでした。

その後、元気になり始めたんです。

今の彼は全くアレルギーはありませんし、治療がうまくいきました。

ただ、当時はずっと病院にいたので、アスリートになれるとは想像もできませんでした」

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