10月9日に行われたJ2リーグ第33節、首位に立っているジュビロ磐田がホームでギラヴァンツ北九州を対戦し、4−1と勝利を収めた。
試合開始直後に北九州がプレスを掛けて勢いを見せると、わずか2分で先制ゴールを奪取。意外なスタートとなった。
だが、「相手の心理を考えれば、慌てる時間ではなかった。守りたくなるものなので」(山本康裕)と、ジュビロ磐田は冷静にゲームを進めていく。
そして前半15分、自陣からのロングボールが裏のスペースへと飛び出したルキアンに通り、同点ゴールを奪取する。
🎦 ゴール動画
— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) October 9, 2021
🏆 明治安田生命J2リーグ 第33節
🆚 磐田vs北九州
🔢 1-1
⌚️ 15分
⚽️ ルキアン(磐田)#Jリーグ#ジュビロ磐田vsギラヴァンツ北九州
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これで勢いに乗ったジュビロ磐田は、16分に山本康裕、20分に鈴木雄斗、38分に山田大記のゴールが決まり、前半のうちに4点を叩き込んだ。
後半はスコアの動きはなかったものの、ジュビロ磐田が前半で得た3つのリードを守りきって勝利。3連勝で勝ち点を72に乗せ、昇格レースで更に有利な立場となった。
🌟いわたの夜空に元気玉花火🌟
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— ジュビロ磐田 (@Jubiloiwata_YFC) October 9, 2021
磐田のルキアンは今季これで20ゴール目。2019年には1ゴール、昨年は10ゴールだった助っ人が、得点王に向けてまっしぐらの大活躍を見せている。
同点ゴールにつながったパスを送った大井健太郎は「パスは強すぎたが、乾いたピッチでいい感じに止まってくれた。彼はスピードがあるし、ゴールに繋がってよかった」と得点を振り返った。
また山本康裕は「ルキアンは昨季怪我で苦しい思いをしていた。能力は申し分ない選手で、今季は献身的になってくれた。それがいい形に向かっている」と評していたぞ。
一方北九州の小林伸二監督は、「気持ちが前に行ったところでやられた。時間が進むごとに崩れてしまった。問題はその15分で崩れた脆さで、メンタル的なところを付け込まれた」と前半の失点を悔やんだ。
ただ「後半はシステムを変えて十分にやれた。崩し切る場面もあった。そこでゴールを取れればよかった」とも振り返っている。
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