10月9日に行われたJ2リーグ第33節、首位に立っているジュビロ磐田がホームでギラヴァンツ北九州を対戦し、4−1と勝利を収めた。

試合開始直後に北九州がプレスを掛けて勢いを見せると、わずか2分で先制ゴールを奪取。意外なスタートとなった。

だが、「相手の心理を考えれば、慌てる時間ではなかった。守りたくなるものなので」(山本康裕)と、ジュビロ磐田は冷静にゲームを進めていく。

そして前半15分、自陣からのロングボールが裏のスペースへと飛び出したルキアンに通り、同点ゴールを奪取する。

これで勢いに乗ったジュビロ磐田は、16分に山本康裕、20分に鈴木雄斗、38分に山田大記のゴールが決まり、前半のうちに4点を叩き込んだ。

後半はスコアの動きはなかったものの、ジュビロ磐田が前半で得た3つのリードを守りきって勝利。3連勝で勝ち点を72に乗せ、昇格レースで更に有利な立場となった。

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磐田のルキアンは今季これで20ゴール目。2019年には1ゴール、昨年は10ゴールだった助っ人が、得点王に向けてまっしぐらの大活躍を見せている。

同点ゴールにつながったパスを送った大井健太郎は「パスは強すぎたが、乾いたピッチでいい感じに止まってくれた。彼はスピードがあるし、ゴールに繋がってよかった」と得点を振り返った。

また山本康裕は「ルキアンは昨季怪我で苦しい思いをしていた。能力は申し分ない選手で、今季は献身的になってくれた。それがいい形に向かっている」と評していたぞ。

一方北九州の小林伸二監督は、「気持ちが前に行ったところでやられた。時間が進むごとに崩れてしまった。問題はその15分で崩れた脆さで、メンタル的なところを付け込まれた」と前半の失点を悔やんだ。

ただ「後半はシステムを変えて十分にやれた。崩し切る場面もあった。そこでゴールを取れればよかった」とも振り返っている。