今夏のEUROで敗退した後、70歳のルイス・ファンハール氏を監督として呼び戻したオランダ代表。

現在は4-3-3システムで戦うことが多いが、指揮官は5バックへの思いが強いようだ。『NOS』によれば、ジブラルタル戦後にこう述べたそう。

ルイス・ファンハール(オランダ代表監督)

「私はこの代表は5-2-3か5-3-2でプレーするためのものだと今でも思っている。

選手たちは私が試合に向けてどう準備するかに慣れてきている。

彼らはプランを達成するために全力を尽くしている。それについては不満は何もない。

多くの選手たちがすでにそのシステムでプレーしているので、(5バックは)可能だ。

彼らは私を信頼しているので、私が説得する必要はない。

それに、彼らは4-3-3でプレーしたいとはっきり言ったわけではない。それは彼らが好んでいるものだが、5-3-2に反対なわけではない。

ブラジルW杯でも我々はそのシステム(5-3-2)でプレーした。うまく機能しなかった場合には4-3-3に変えた。そのほうが楽だし、プレーすることにも慣れているからね。

相手にとっても、(試合中に)違うシステムになるチームと対戦するのは難しい。

我々は出来るだけ多くの選手をスカウティングしたい。

(発掘した)アルナウト・ダンジュマ、マルク・フレッケン、ノア・ラングを見て分かるように我々はそれをやってきたし、今後も続けていく。

11月に予選突破を決めたい。そうすれば、その後にシステムを変更することができる」

ファンハール監督は2014年のワールドカップで5-3-2システムを用いてオランダを3位に導いたが、その評判はあまり芳しくなかった。

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それでも、2022年のワールドカップ予選を突破した後には再び5バックを採用する可能性を示唆していたようだ。

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