『サカつくRTW』は3.5周年を迎え、“3.5Half Anniversary LEGEND SCOUT”が開催されている。

このスカウトには、一時代を築いたイングランドのレジェンドらが登場する。そこで今回は登場する彼らに合わせ、同じ時代に生まれ、「能力が高すぎたためにかえって併用が難しかった選手たち」をお届けしたい。

バティストゥータとクレスポ

アルゼンチン人が同時期に輩出した二人の怪物ストライカーは、当時最強といわれたセリエAで得点王に輝くなど世界有数のFWとしてその名を轟かせていた。

当然アルゼンチン国民は代表チームでこの二人のコンビ結成を願った。しかし当時の指揮官マルセロ・ビエルサはオランダサッカーの信奉者であり、3トップのシステムを崩すことを頑なに拒んだため実現しなかった。

確かに二人の点取り屋を並べるのは当時も現在も定石ではない。だがもしバティをスアレス、万能なクレスポをカバーニと仮定するなら、ウルグアイのように機能した可能性もあったであろう。