ペルーの女子代表監督を務めていたドリバ・ブエノ氏が、チームの選手と交際していたことを明らかにしたことで解雇されたという。
『AS』によれば、先週ペルー代表監督を退任したドリバ・ブエノ氏は、代表チームに入っていた選手マリア・ホセ・マカ・ロペスと交際していることを告白したという。
ドリバ・ブエノ
「私は彼女と付き合っているが、それによって何らかの利益をもたらしたことはない。彼女が私とともにいることを求めていたと示すものでもない。
私は私生活に責任があり、仕事とは切り離して考えている。職業の責任についてはサッカー連盟によって評価されるが、私はそれを混同したことはない」
ドリバ・ブエノ氏は『Ovacion』のラジオ番組でこのように話し、公私混同はしていなかったと保証したものの、今回代表監督を離れることになったという。
解雇に至った原因の1つは、アリアンサ・リマでプレーしている2選手、アドリアナ・ルサルとミリアム・トリスタンからの苦情があったためであるとのこと。
ルサルとトリスタンは親善試合の際にクラブと同じ背番号を求めたものの、ドリバ・ブエノ監督は割り当てられた番号でプレーするように宣告。
それを受けたルサルとトリスタンは親善試合でのプレーを拒否し、協会に「ドリバ・ブエノとマカの交際がチームに悪影響を及ぼしている」と訴えたと伝えられている。
元コーチのビビアン・アイレスによれば、ミリアムが着用していた11番がマカに渡されたことが彼女らの訴えに至った理由であるという。
これらの問題を調査したペルーサッカー連盟は急遽ドリバ・ブエノとの契約を解除することを決断したようだ。