30日に行われた2021年度のルヴァンカップ決勝、名古屋グランパスが2-0でセレッソ大阪を撃破し、クラブ史上初の優勝を果たした。
47分にセットプレーから前田直輝のゴールで先制すると、さらに79分に稲垣祥が追加点。守る時間も長かったなか、大人の試合運びで勝利を収めた。
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— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) October 30, 2021
キャプテンの中谷進之介選手は、この試合の勝利について以下のように話した。
中谷進之介
「決勝に立ったものにしかわからないような雰囲気のなか、これまでないような経験ができた。すごく嬉しい気持ちです。
天皇杯では難しい試合をしてしまったので、もう一度自分たちらしく戦おうと。前半はゼロに抑えて後半勝負に持っていこうと話し合っていました。
面白みには欠けたかもしれませんが、それが僕たちの築き上げてきたサッカーです。2点目が入るまでは本当にドキドキの戦いでしたが、守れる自身はありました。
キャプテンとしては、それらしく振る舞おうとするのではなく、日々の練習や生活から真面目に素直にサッカーに向き合ってきたところが、みんなが付いてきてくれる理由かなと思っています。
柏レイソルの時代には大谷選手や栗澤選手という素晴らしいベテランがいて、彼らが練習で手を抜いているのを見たことがないですし、彼らの背中を見て僕も育ちましたから」
また、キャプテンマークを巻いて臨む決勝前には、柏レイソルでともにプレーしていた大谷秀和から「勝たなきゃ意味ないぞ」とLINEのメッセージが来ていたことも明かした。
それにどう返答するか?と聞かれると、「これがタイトルの味なんですね、と返そうと思います」と答えていたぞ。
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